カルシウムの過剰摂取の副作用

カルシウムの過剰摂取と副作用

カルシウムを食事やサプリメントから過剰摂取しても、
カルシウムの摂取制限を受けている人以外で健康であれば
副作用が起きることは、ほとんどありません。

 

 

カルシウムは適量の摂取であれば、
骨や歯の構成要素としてだけではなく、
体の生理機能を調整し心を安定させる働きがあります。

 

 

また、適切な血中カルシウム濃度を維持できれば
筋肉の収縮、興奮や緊張の緩和、血液凝固、動脈硬化の予防、
高血圧の予防、鎮静作用、認知症の予防など様々な効果があります。

 

 

ただし、カルシウムの過剰摂取を
長期間にわたって続けているとカルシウム過剰症の心配があります。

 

 

カルシウム過剰症は、普段の食生活では起こりづらいですが、
サプリメントなどで日常的に過剰に摂取した場合(2300mg以上/1日)、
カルシウム過剰症になる可能性があります。

 

 

カルシウムは過剰摂取したとしても、ビタミンDや副甲状腺ホルモン、
カルシトニンの作用で副作用が起きないように体がバランス調整するので、
大抵の場合、カルシウムの過剰症はあらわれない事が多いのです。

 

 

この調整作用により、カルシウムを過剰摂取した時も
摂取量が不足した時も、一定期間であれば異常が起こらないようにしてくれます。

 

 

しかし、1日あたりの上限である2300mg以上のカルシウムを、
長期間にわたって過剰摂取した場合は、副作用が起こる可能性があります。

 

 

また、薬を服用している場合でも、
基本的にサプリメントでカルシウム摂取しても、副作用の心配はありません。

 

 

ただ心配な方は、担当の医師に確かめておくのがよいでしょう。

 

 

◆カルシウム過剰症の初期症状
・便秘
・吐き気
・嘔吐
・腹痛
・食欲減退
・多量の尿

 

◆重度のカルシウム過剰症
・錯乱
・情動障害
・意識の混濁
・幻覚
・昏睡
・脳の機能障害
・筋力が低下
・不整脈

 

◆ カルシウム過剰症でおきる合併症
・腎結石
・泌尿器系結石
・腎不全
・心臓障害
・高カルシウム血症
・動脈がカルシウムで石灰化による高血圧
・筋肉の収縮が悪くなる
・神経が不安定
・ミルクアルカリ症候群
・他のミネラルの吸収が低下
・尿路感染