カルシウムと高血圧・動脈硬化

カルシウムと高血圧と動脈硬化

カルシウムと高血圧と動脈硬化

カルシウムと高血圧と動脈硬化

カルシウム不足は、日本人に多い病気である
高血圧動脈硬化の原因となります。

 

 

動脈硬化とは、なんらかの原因で動脈が硬くなることです。

 

 

動脈が硬くなると、血管の柔軟性が失われるため、
血液の循環が滞り、その結果、心臓に負担をかけてしまいます。

 

 

また、動脈硬化になると、血管の内側がもろくなったり、
血管の中がせまくなって詰まったりします。

 

 

ちなみに、血管の内側が狭くなると、
酸素や栄養が運ばれにくくなり、臓器に栄養が届きません。

 

 

そうなると、臓器や組織が正しく機能しなくなります。

 

 

さらに血管が詰まってしまうと、臓器や組織に血液自体が流れず、
その先の毛細血管が壊死してしまいます。

 

 

そして、動脈硬化が進行すると、心臓に負担がかかり、
高血圧、心肥大、心不全、狭心症、動脈瘤、心筋梗塞、脳梗塞、
下肢閉塞性動脈硬化症、クモ膜下出血などの原因になります。

 

 

カルシウムが不足すると、この動脈硬化や高血圧の原因になります。

 

 

そのためにも、カルシウムをきちんと摂取する必要があります。

 

 

一口にカルシウムといっても、血中には2種類のカルシウムが存在します。

 

 

吸収されたばかりの新鮮なカルシウム(善玉カルシウム)と
新陳代謝により排出される古いカルシウム(悪玉カルシウム)があります。

 

 

◆カルシウム不足からの高血圧や動脈硬化の経過

 

カルシウムが不足し、カルシウムパラドックスが起こる。
            ↓
古いカルシウム(悪玉カルシウム)が血液中に溢れ、血管僻に入り込む。
            ↓
血管の柔軟性が失われ、血管が硬質化する(動脈硬化)
            ↓
硬質化した血管は血液不良になり、心臓が圧力をかけて血液を流そうとする(高血圧)
            ↓
カルシウム不足が慢性化し、さらに症状が悪化
            ↓
脳内出血、脳梗塞、心筋梗塞
            ↓
植物状態になったり、寝たきり、障害、死に至る。

 

 

こうならないためにも、血液中には善玉カルシウムが必要です。

 

 

血液中の善玉カルシウムを維持するためには、
食事やサプリメントから、十分にカルシウムを摂取しなければなりません。