カルシウムと精神安定
カルシウムと精神安定
カルシウムは、精神安定に不可欠なミネラルです。
カルシウムは天然の精神安定剤ともいわれています。
通常、精神安定剤といえば、病院で処方される薬を思い浮かべます。
精神安定剤とは、向精神薬の中の一つで、
不安定になった精神状態を安静状態に持っていく薬の総称です。
一般的にトランキライザーとも呼ばれています。
精神安定剤の中でも大きく分けると二種類あり、
抗不安剤と抗精神病薬に別れ、精神疾患の具合によってどちらが処方されます。
抗不安剤は、抗精神病薬に比べて効きも穏やかですので、
精神科だけでなく内科や産婦人科などでも処方されています。
効きも穏やかであったとしても、
脳に直接作用する薬ですので安全とはいい難いのが現実です。
◆精神安定剤の代表的な副作用
・眠気
・めまい
・口の渇き
・記憶障害
・食欲増進
・だるさ
症状が重い場合は、早めに対処するために
病院の処方箋が必要になりますが、あくまで対処のため治療はできません。
また、薬にのみ依存していると
完治するどころか、徐々に体が悪くなってくるのが現実です。
そうならないためにも、薬以外で精神を安定させる方法が必要です。
そこで役に立つのが、カルシウムです。
カルシウムは天然の精神安定剤ともいわれ、
精神が異常に興奮している場合に抑える働きがあります。
カルシウムは栄養成分なので、長期的に摂取しても副作用はありません。
ちなみに、視覚や聴覚から得た大量の情報は、
神経伝達物質として神経細胞間を伝わっていきます。
カルシウムが不足すると、情報がうまく伝わらず
錯乱し、神経の過敏や興奮状態になってしまいます。
これが、イライラや怒りやすい、不眠の原因となり、
酷くなると、うつ病や不安障害、パニック障害をになります。
また、カルシウム不足は自殺率と関係していいるともいわれます。
そのほか、最近の社会問題である若年層の凶悪犯罪や家庭内暴力、
校内暴力などの不幸な出来事の原因は、カルシウム不足が関係しているともいわれます。
健全な精神は、健全な肉体からとはいいますが、
健全な精神を維持するためにはカルシウムが一番大事だということです。